こども場所ばしょとは

「こども場所ばしょ」とは？

長崎県ながさきけんでは「こどもがここにいたい」と思おもえる場所ばしょをみなさんと一緒いっしょにつくり、こどもが主役しゅやくで笑顔えがおがあふれる長崎県ながさきけんを実現じつげんしたいと考かんがえています。そこで、県けんでは、安心安全あんしんあんぜんで多様たような居場所いばしょとチャレンジとワクワクが体験たいけんできる機会きかいや場ばを「こども場所ばしょ」と定義ていぎし、こども場所ばしょを小学校区数しょうがっこうくすうまで増ふやす取組とりくみを行おこなっています。

安全あんぜん・安心あんしんで多様たような居場所いばしょ
チャレンジとワクワクが
体験たいけんできる機会きかいや場ば

食しょく•交流こうりゅうの場ば

こども食堂しょくどう
など
遊あそびの場ば

プレーパーク
など
学まなびの場ば

フリー
スペース、
学習支援がくしゅうしえんなど

パンフレットをみる

なぜ今いま、こども場所ばしょが必要ひつようなの？

こどもの健全けんぜんな育そだちのためにはこども同士どうし、あるいは多様たような大人おとなとのふれあいや、外遊そとあそびをはじめ様々さまざまな体験たいけんが必要不可欠ひつようふかけつであると言いわれていますが、放課後ほうかごにこどもが自由じゆうに過すごせる場所ばしょは限かぎられている現状げんじょうがあります。その背景はいけいには、地域ちいきコミュニティの変化へんかや複雑ふくざつ・複合化ふくごうかした課題かだい、価値観かちかんの多様化たようかがあります。実際じっさい、昨年度さくねんどこどもに直接ちょくせつ行おこなったアンケートでも「身近みぢかに居場所いばしょがある」と答こたえた児童生徒じどうせいとは半数はんすうを下回したまわっていました。さらに「好すきなことをして自由じゆうに過すごせる場所ばしょが欲ほしい」と答こたえた児童生徒じどうせいとが６割わりを超こえており、こどもたちも居場所いばしょを求もとめています。

地域ちいきコミュニティ の変化へんか: 地域ちいきのつながりの希薄化きはくかや、少子化しょうしかの進展しんてんにより、地域ちいきでこどもが育そだつことが難むずかしくなっています。

複雑ふくざつ・複合化ふくごうか した課題かだい: 児童虐待じどうぎゃくたいの相談対応件数そうだんたいおうけんすうや、不登校ふとうこう・自殺者じさつしゃの増加ぞうかなど、こどもを取とり巻まく環境かんきょうの厳きびしさが増ましています。

価値観かちかんの多様化たようか: 価値観かちかんの多様化たようかやそれを受うけ入いれる文化ぶんかの広ひろがりに伴ともない、居場所いばしょへの多様たようなニーズが生うまれています。

自宅じたくや学校がっこう以外いがいに過すごせる
「こどもの居場所いばしょ」が足たりない！

居場所いばしょが身近みぢかにない、居場所いばしょがないと答こたえたこどもたちは、52パーセント。

長崎県（ながさきけん）のこどもたちへのアンケート（2024年11月長崎県調（しら）べ） — 長崎県ながさきけんのこどもたちへのアンケート
（2024年ねん11月がつ長崎県調ながさきけんしらべ）

こどもが「ここにいたい」と思おもえる場所ばしょにするためは、こどもの声こえを聴きき、こどもの視点してんに立たち、こどもと一緒いっしょにつくっていくこと、関かかわる全すべての人ひとがこどもの権利けんりについて理解りかいすることが大切たいせつです。

こどもまんなかについて

こどもまんなかって？

こどもや若者わかものの意見いけんを聞きき、こどもや若者わかものにとってよいことは何なにかを考かんがえて行動こうどうすること。こどもにとっていちばんいいことを第一だいいちに考かんがえて、こどもに関かんする取組とりくみ・政策せいさくを真まん中なかにおく「こどもまんなか社会しゃかい」の実現じつげんを目指めざす考かんがえ方かたです。